アルバニアの首都。ヨーロッパの中でも一番物価が安い国であり、旅行客を受け入れ外貨を稼ぐためか、格安航空会社でヨーロッパ各地と結んでいる。ロンドンやバルセロナなどとは片道3000円以下のチケットもある。
街の雰囲気はヨーロッパというよりもトルコに似た印象。以前の紛争などで国内に多くの防空壕を作ったため、それによりお金がなくなってしまったとのこと。多くの建物が古いが、中心部は新たに多くのビルが建設中であったり。レストランやバーなどがたくさんある。
治安は良いようで、街を歩いていて特に危険な目にあうことは全くなかった。しかし、これまで40カ国程度訪れた中で一番ジロジロ見られること多かった。また、若者グループが後ろから中国語のような言葉で叫んできたり、小学生からは人生で初めて「チンチャンチョン?(アジア人差別用語)」と言われた。無視すれば良かったが、「日本人」というと「あっ、こんにちは」と返された。アジア人差別というよりもただ単に外国人、とくにアジア人に慣れていないだけだと思うが、気分が良いものではなかった。大概が10代以下の頭の悪そうな男グループで、ウケ狙いのためにやっているようだった。現地でできた旅行中のフランス人の友人も同じようにジロジロ見られると言ってた。
通りを歩いていて上記のようなことがあると気分が悪くなることはあったが、レストランやバーなどで差別的な対応をされることは全くなかった。大概の若い店員さんは英語が通じるし対応も良く、何よりも安い。ビールが2−3€、しっかりした観光客向けのレストランで食べてもアルコールも含めて10−15€。
ティラナ市内観光
今日も歩いていると中国語を叫ばれたり、バスの中ではクスクス笑われたけど無視。
中心の広場や防空壕を改築したミュージアム(BUNKART)以外は特に目新しいものは無いかも。地元民におすすめもされなかった。レストランやカフェは多いのでブラブラ歩きながら他のヨーロッパでは高くて楽しめない外食を思う存分楽しむのも良いかもしれない。
広場。日中は大道芸などあり多くの人が各々楽しんでいる。博物館があるが興味ないので行かなかった。改装中?
BUNKART1
BUNKART1と2があり、市内から離れている1の方が面白いとのことだったので1しか行っていない。市内からはバスで簡単にいける、頑張れば歩いてもいける。入場料10€戦時中に作られた北朝鮮のシェルターを基にして作られたシェルターをアートミュージアムに改築。アルバニアの歴史を知ることができる。時間がなかったのであまり学ぶことができなかったが、歴史に興味がある人にはお勧め。個人的に一人で行くのはちょっと怖いかも。
このエリアは多くのレストランやバーがあり、地元民がお勧めしてくれたおしゃれなエリア。他のエリアに比べると少し値段は高めな印象。
アルバニアは肉のイメージがあったが、正直あんまし美味しくない。戦争の歴史もあってかピザ屋が多く、イタリア料理が美味かった。
EJA restaurant というイタリアンレストラン。キノコめっちゃ美味かった。ワインのデカンタも頼んで3500円
ボヴィラ湖、ガムティ山
ティラナ郊外にある湖と山。レンタカーがないと難しいようだったので現地ツアーに参加。半日で2000円と格安だった(中型バスで山まで行き、車内でアルバニアの歴史を聞くだけだったので値段に見合ったツアー)。
雨予報だったがなんとか天気はもってくれた。できればレンタカーなどできてゆっくりハイキングしたかった。
まとめ
ティラナは首都であるが、他の訪れた都市(シュコダルやベラト)に比べ明らかにジロジロ見られることが多く、気分を害されることもあったが、基本的には良い人たち。バーなど出会った地元民たちも日本人には好印象のようでアニメはもちろんのこと、ワールドカップでのゴミ拾いのことなどは何度か言われた。徐々に他の都市と同様に観光客に慣れてくるのだろう、今しかできない経験だったのかもしれない。
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