オフリドからバスで首都スコピエへ。バスは平均で1時間半に一本程度出ている。価格は850MKD(2300円)で3時間程度、途中で10分程度のトイレ休憩をしてスコピエへ到着。
スコピエ市街
アレキサンダー大王の銅像は有名であるが、その他にも至る所に銅像がある街。アルバニアのティラナと比べて、中央広場は綺麗なヨーロッパの街とにているが、旧市街は昔ながらの雰囲気も残っている。
宿泊先のアパートのエレベーター内で一緒になった住人に日本人か聞かれ、そうだよと答えると聞き取れない単語を言われた。何って聞き返すと、スコピエの大震災後に、日本の建築家によって街が設計されたんだよと言われた。後で調べると、代々木体育館などを設計した丹下建造がその建築家だった。確かにエレベーター内でケンゾウって言ってたようなと思い、改めて自分の無知さとともに、日本から遠く離れた、日本人からもあまり知られていない国で日本人が活躍しているのがすげーと思った。
夕食はold house という昔の家をレストランに改装したところ。肉、ガーリックトースト、ビール、うまかった、グラスワインも追加して3000円程度。
マトカ渓谷
翌日はアルバニアであったフランス人の友達と合流してマトカ渓谷へ。半日ツアーは8000円ほどだが、個人でもバスで行けそうだったため、自力で行くことにした。スコピエの遠方を結ぶ中央バスステーションから高架下南方へ100mほど離れたところの市内用のバスステーションからバスが出ている。券売所でチケットをお願いしたら、市内バスICカードに往復券がついたものを500円で購入。バス停券売所の前にマトカ渓谷行き(60番)の時刻表が貼っており、あらためて券売所のスタッフにも確認した時刻表がこれ。ネットでは平日と土日で違うと書いてあったが、オフシーズンのため共通と言われた。
しかし、あとで記載するが、帰りの16:20のバスが来なかった。
マトカ渓谷までは1時間程度で到着。
いくつかのハイキングコースがあったり、カヌーや、ボートが楽しめる。われわれは黄色のハイキングコースを選択。
11月で寒く天気も安定していなかったが綺麗な紅葉が見れた。頂上には教会もあり、夏場はキャンプもできるようだ。教会の先は山を下り、川に橋がかかっていないため船が必要。オフシーズンであるため船があるか心配だったが、向こう岸の船のスタッフが気がついてくれ、ボートで迎えてくれた。
ボートに乗ると、洞窟まで行くツアーがあるけどどうするか聞かれ、せっかくなので参加した(1時間のツアーで5€か10€だった)
天気がイマイチだったのでやや微妙、洞窟もふーんという感じ。川沿いにハイキングコースがあり、天気が良ければそちらの方がいいかもしれない。
ボートツアーが終わり、バス時間までカフェで時間を潰してバス停へ戻った。行きに一緒になった4人組の女子もバスを待っていた。そこへタクシードライバーがやってきて、オフシーズンだからバスは来ない、1000MKDでスコピエまで連れてくよと言われた。しかし、4人組の女子達とともに、行きのバス運転手に、帰りのバス時刻とバス停場所を確認していたため、絶対来ると思っていたため断った。しかし、その後もバスは来ず、出発時刻20分過ぎてもバスは来なかった。その間もタクシードライバーはしつこく誘ってきた。スコピエの隣町のSarajという街まで行けばバスが頻繁にありそうだったため、その街まで歩いて向かい、その途中でバスが来たらバスに乗ることにした。
結局、Sarajまで1時間半ほど歩いたが、その間もバスは来なかった。時刻表、バス停券売所の女、バス運転手、これだけ確認したのになんなんだ思いながら、発展途上海外あるある、しょうがない。Sarajまで来れば10分に一本でスコピエまでのバスが出ている。やっと帰れた。
日本を出て5ヶ月半経ち、旅行にも飽きてきた。翌日に最初の国ドイツへ戻った。
スコピエ市内→空港 バス
スコピエ市内から空港まではエアポートバスがあり、主要な飛行機時間に合わせて、24時間運行しているよう。市内は中央バスステーションの他、中央広場に近いHoliday hotelの向かい側からも乗車できる。料金は200MKDでユーロでも支払い可能、クレジットカードも使えるって言ってたような気がするが、現金を用意しておいた方がいい。
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